💡 公式FAQ
よくある質問 (FAQ)
RoamSwitch (Mac & Linux) の基本概要、ゼロテレメトリ設計、自律防御、動作環境、AI連携(MCP)に関する質問と回答です。
🍎 基本概要・コンセプト
Q1. RoamSwitch for Macとは何ですか?
外部へのデータ送信を一切行わない「Zero-Telemetry(ゼロ・テレメトリ)」を徹底した、macOS向けのゼロトラスト・ネットワーク自動防御およびセキュリティ診断ツールです。Wi-Fi環境に応じたカーネルパケットフィルタ(pf)のミリ秒自動切替、ランサムウェア暗号化検知&Air-Gap隔離、開発サーバーLAN露出防止、未知ポート自動遮断、不正USBキーボード/ストレージガード、10項目総合診断、AI連携(MCP)などを提供します。
Q2. 無料版(Free)と Pro永続版(買い切り)の違いは何ですか?
無料版でもWi-Fi自動検知、pfによる3段階プロファイル切替、共有サービス自動停止・復元、10項目手動診断、Wi-Fi暗号化警告、ポート/USB監視(表示のみ)が無期限で利用可能です。Pro永続版(¥2,980 / $24.99・買い切り・アップデート永久無償)では、ランサムウェア暗号化検知&Air-Gap隔離、開発サーバーLAN露出隔離、ポート異常自動遮断、ARPスプーフィング自動対応、ゲートウェイARP/NDP固定(予防)、VPNトンネル+キルスイッチ(WireGuard / Tailscale連携)、不正USBキーボード/ストレージガード、Web/メールダウンロード保護&ClamAV自動スキャン/隔離、危険なAIモデル(Pickle)ダウンロード検知、DNS脅威保護、リンク保護(/etc/hostsシンクホール自動遮断)、リンク安全性診断、APIキー/シークレット誤送信防止(クリップボード保護)、Bluetooth自動オフ、自律巡回、CSV/JSONエクスポート、2台のMacでの利用が追加されます。
Q3. 他のセキュリティソフト(ウイルス対策ソフトやLittle Snitch等)との違いは何ですか?
従来のアンチウイルスが既知パターンの受動スキャンを行うのに対し、RoamSwitchは「Wi-Fiに応じた接続環境の変化」をミリ秒単位で検知し、カーネルレベル(pf)でポートや共有サービスを自律遮断する点に特化しています。また、Little Snitch等の手動許可ダイアログ連発型と異なり、一度信頼ネットワークを登録すれば日常作業を妨げないゼロクリック自動防御を実現しています。
Q4. Zero-Telemetry(外部通信ゼロ)はどのように担保されていますか?
アプリ内部にアナリティクス、外部追跡、テレメトリ送信用コードを一切含んでいません。開発元Lafine社はセキュリティ設計書(ホワイトペーパー)を公開しており、ユーザー自身がWiresharkやtcpdumpを用いて外部通信がゼロであることを検証できます。
⚙️ 機能・仕様について
Q5. ネットワークごとのセキュリティプロファイル自動切替(pf制御)とは何ですか?
接続したWi-FiのゲートウェイMACアドレスやSSIDを即座に識別し、「信頼(Home/Office)」「Balanced(標準)」「Lockdown(公衆Wi-Fi/未登録)」の3段階でmacOSのカーネルパケットフィルタ(pf)を自動適用する機能です。カフェや出張先でMacを開いた瞬間に不要な受信ポートが全遮断されます。
Q6. ランサムウェア自律検知・Air-Gap隔離機能はどのように動作しますか?
重要フォルダ(Desktop/Documents/Downloads等)内に配置したカナリア(おとり)ファイル監視およびFSEventsによる大量ファイル書き換え・暗号化エントロピー急上昇を検知した瞬間、該当プロセスの実行を凍結(SIGSTOP)し、pfによる外部通信遮断(Air-Gap化)と共有サービスの緊急停止を発動して被害拡大を防ぎます。
Q7. 開発用ローカルサーバーのLAN露出隔離機能とは何ですか?
フロントエンド開発(Vite, Next.js, Webpackなど)やAPIサーバー、ローカルAIサーバー(Ollama, LM Studio等)を立ち上げた際、0.0.0.0にバインドされて同一Wi-Fi内の第三者からアクセス可能になってしまう事故を検知し、公衆LANへの露出を自動で遮断・隔離する機能です(ローカルホストからのアクセスは維持)。
Q8. 共有サービス(SSH / SMB / 画面共有 / AirDrop)の自動制御とは何ですか?
自宅LANではファイル共有や画面共有を有効にしていても、未信頼Wi-Fiに接続した瞬間にSSH、SMB(ファイル共有)、VNC(画面共有)、AirDropなどのインバウンド接続を自動で一時停止し、信頼ネットワークに戻った際に自動復元します。
Q9. 不正USBストレージガードおよびBadUSBキーボードガードとは何ですか?
未登録のUSBストレージ接続時に自動取り出し(または読み取り専用でClamAVスキャン後に安全確認)、また悪意ある自動コマンド注入を行う改造USBケーブルやBadUSB(Rubber Ducky等)接続時にキーストロークを一時遮断して承認ダイアログを表示する物理ポート防御機能です。
Q10. ARPスプーフィング検知・予防固定機能とは何ですか?
同一Wi-Fi内の悪意ある端末がルーターになりすまして通信を盗聴・改ざんする中間者攻撃(Man-in-the-Middle)を常時監視し、検知時に緊急Air-Gap遮断を行います。また、未信頼Wi-Fi接続時にゲートウェイやDNSサーバーのMACアドレスを近隣キャッシュに固定して攻撃を未然に防ぐ「予防的ARP/NDP固定」も備えています。
Q11. DNS脅威保護およびWeb・メールダウンロード保護とは何ですか?
悪意あるC2サーバーやフィッシング詐欺サイトへのDNS名前解決をローカルで遮断(Quad9/Cloudflare/AdGuard連携)するとともに、ブラウザやメールクライアントからダウンロードされたファイルや危険なAIモデル(.pkl/.pt)をFSEventsで即座に検知し、ClamAVで自動スキャン・検疫隔離します。
Q12. リンク安全性診断(Link Audit)およびリンク保護とは何ですか?
受信したメールやチャット内のリンクをクリックする前に、短縮URLの展開、リダイレクト追跡、Unicodeホモグラフ偽装、ドメイン評価をローカルで安全に診断(Zero-Telemetry)します。さらに、明らかなフィッシング詐欺サイトへの接続を端末側で自動遮断する「リンク保護(/etc/hostsシンクホール方式)」も搭載しています。
💻 動作環境・インストール・設定
Q13. 対応しているmacOSのバージョンやCPUは何ですか?
macOS 13 Ventura 以降に対応しています。Apple Silicon Mac(M1 / M2 / M3 / M4 以降)専用です(Intel Mac は対象外となります)。
Q14. なぜMac App Storeではなく公式サイト(.dmg)で配布されているのですか?
RoamSwitchの核心機能であるカーネルパケットフィルタ(pf)のミリ秒制御や特権デーモン(SMAppService.daemon)の稼働は、App Storeの厳しいサンドボックス制限下では実現できないためです。Appleの開発者証明書で正式にコード署名および公証(Notarization)された安全な .dmg を https://lafine.net より配布しています。
Q15. 「ヘルパーが接続できない」「Operation not permitted」と表示された場合はどうすればよいですか?
システム設定 → 一般 → ログイン項目と機能拡張 を開き、「バックグラウンドでの実行を許可」でRoamSwitchのヘルパーをON(承認)にしてください。その後アプリを一度終了して再起動します。アプリは必ず /Applications フォルダに配置してください。
Q16. ライセンスの移行や複数台での利用は可能ですか?
Pro永続版ライセンスは1ライセンスでご本人所有のMac 2台まで利用可能です。新しいMacへ移行する場合は、旧Macでライセンス認証を解除するか、公式サイトのサポート窓口へご連絡いただくことで移行できます。
🤖 診断・AI連携(MCP)・開発者機能
Q17. Macセキュリティ総合診断では何をチェックしますか?
FileVaultディスク暗号化、SIP(System Integrity Protection)、Gatekeeper、自動アップデート、XProtect更新状況、macOSファイアウォール、ステルスモード、Wi-Fi暗号化強度、ARPスプーフィング、外部公開ポート露出など、Macが安全な状態に保たれているかを10項目で多角的にチェックしスコア化します。
Q18. 同梱されているMCPサーバーとは何ですか?どのようなAIと連携できますか?
Claude Desktop、Claude Code、Cursor、OpenCode、AntigravityなどのAIアシスタントが、Macのセキュリティ状態や診断レポートを直接読み取るための安全な標準インターフェース(Model Context Protocol)です。
Q19. MCP経由でAIがMacの設定を勝手に変更するリスクはありませんか?
ありません。同梱されているMCPサーバー(RoamSwitchMCPServer)は「完全な読み取り専用(stdioローカル通信)」で設計されています。AIがプロンプトインジェクション等を受けた場合でも、外部からファイアウォールを変更されたり設定を書き換えられたりするリスクはありません。
Q20. 自作アプリやスクリプトからRoamSwitchの診断データを利用できますか?
はい。公式のSwiftクライアントSDK RoamSwitchKit(オープンソース、SPM対応)を提供しています。数行のSwiftコードでMacの診断スコア、公開ポート、ガード状態、リンク安全性を非同期に取得できます。
🐧 基本概要・コンセプト
Q1. RoamSwitch for Linuxとは何ですか?
外部へのデータ送信を一切行わない「Zero-Telemetry(ゼロ・テレメトリ)」を特徴とする、Linux向けの無償ゼロトラスト・ネットワーク自動防御およびセキュリティ診断ツールです。nftablesファイアウォールの自動切替、ランサムウェア隔離、20項目のセキュリティ総合診断、AI連携(MCP)などの機能を1つの軽量なバイナリで提供します。
Q2. 他のセキュリティソフト(ClamAVやLynis等)との違いは何ですか?
多くのソフトが「マルウェアの検知」や「手動での診断」に留まるのに対し、RoamSwitchは「検知した瞬間の自律隔離(ネットワーク遮断)」や「Wi-Fiに応じたファイアウォール(nftables)のリアルタイム自動切替」といった、アクティブな自動防御(自動化)に特化している点が異なります。
Q3. 製品のソースコードはオープンソース(OSS)ですか?
本体のコアソフトウェアはプロプライエタリ(ソースコード非公開)のフリーウェア(Community Edition)です。ただし、周辺のSDKやAI連携用のMCPインターフェースなどはオープンソースとして公開されています。
Q4. ソースコードが非公開なのに、なぜ安全だと言えるのですか?
開発元のLafine社は透明性を担保するため、「パケットキャプチャやシステム挙動の具体的な検証方法」をホワイトペーパーで全公開しています。ユーザー自身が外部通信が一切発生していないこと(Zero-Telemetry)を技術的に検証できる仕組みを整えています。
⚙️ 機能・仕様について
Q5. 「Zero-Telemetry(ゼロ・テレメトリ)」とは具体的にどういう意味ですか?
セキュリティログ、システム情報、通信履歴、診断結果などのデータを、開発元を含む外部のサーバーやクラウドへ一切送信しない仕様のことです。すべての判定と処理が完全にローカルのLinux端末内で完結するため、機密データを扱う環境でも安心して導入できます。
Q6. ファイアウォール(nftables)プロファイルの自律切替とは何ですか?
接続中のWi-Fi(ゲートウェイのMACアドレス)をミリ秒単位でリアルタイム識別し、「自宅(オープン)」「職場(標準保護)」「公衆Wi-Fi(最大ロックダウン)」などの環境に合わせた適切なnftablesルールセットへ自動的に切り替える機能です。ユーザーが手動で設定を変更する手間がありません。
Q7. ランサムウェア自律隔離機能はどのように動作しますか?
カナリア(おとり)ファイル監視やfanotify/inotify+シャノンエントロピーによる高速暗号化・ファイル改ざんの動きを検知した瞬間、該当プロセスをSIGSTOPで即座に凍結し、全外部通信(Air-Gap化)と共有サービスを緊急遮断してLAN内への被害拡大を防ぎます。
Q8. 不正USB / BadUSB ガード機能とは何ですか?
未承認のUSBストレージが接続された際にudev連携でマウントを保留して確認ダイアログを表示(ClamAVスキャンも実行)します。また、キーボードとして偽装して不正コマンドを高速入力する「BadUSB」に対しては、evdev(EVIOCGRAB)でキー入力をソフトウェア的に一時排他確保し、承認ダイアログを表示して不正入力を抑止します(物理ポート切断ではありません)。
Q9. VPNトンネルとキルスイッチ機能はどのように動作しますか?
未信頼ネットワーク接続時に、ユーザーが設定したWireGuard(.confファイル)またはTailscale(Exit Node)の暗号化トンネルへ自動接続します。さらに、nftablesキルスイッチによりトンネル外への平文パケット漏洩を瞬時に遮断し、トンネル切断時も平文を素通しにしません(fail-closed、オプトイン)。
Q10. 受動リンクガード(フィッシング接続の遮断)とは何ですか?
外向き接続の宛先ホスト名をDNS質問・TLS SNI・HTTP Hostからローカルで取得し、署名付き脅威フィードとブランドホモグラフ判定によってフィッシングサイトへの接続を警告・遮断します(DoHブラウザにも有効)。宛先URLを外部サーバーに送信することはありません。
💻 動作環境・対応OS
Q11. 対応しているLinuxディストリビューションは何ですか?
Ubuntu 22.04 / 24.04、Debian 12+、Linux Mint、Pop!_OS、Fedora、RHEL、CentOS Stream、openSUSE、Arch Linux、Raspberry Pi OS(64bit)など、systemdおよびnftablesを採用する主要ディストリビューションに幅広く対応しています。
Q12. インストールはどのように行いますか?
公式リポジトリ経由で導入できます。Ubuntu/Debian系はAPT(lafine.net/apt)、Fedora/RHELはDNF(lafine.net/rpm)、openSUSEはzypper(lafine.net/rpm)、Arch Linuxは同梱PKGBUILDや署名付きtarball(lafine.net/linux/dl/)から導入可能です。
Q13. 画面のない「ヘッドレス環境(CUI/CLI)」でも動作しますか?
はい、動作します。デスクトップではGTKネイティブGUIやトレイアイコンで操作しますが、ヘッドレス環境でも「バックグラウンドデーモン+CLI(roamswitch)+MCPサーバー」の組み合わせで問題なくフル機能を利用できます。
Q14. Linuxサーバーにも使えますか?
現行の無償版(Community Edition)は、ワークステーションやラップトップ、シングルボードPCなどのクライアント端末向けとして設計されています。動作自体はサーバー(ヘッドレス環境)でも可能ですが、機能の前提がローミング(ネットワーク移動)に最適化されています。
Q15. 今後、正式な「サーバー版」のリリース予定はありますか?
はい、既定拒否をベースに公開サービスポートのみを明示許可し、静的ポリシー配布やリモート管理・監査機能を搭載した「サーバー/ヘッドレス基盤向けの強化版(サーバー版)」が近日リリース予定となっています。
🤖 診断・AI連携(MCP)
Q16. 「20項目のセキュリティ総合診断(MCP診断)」では何をチェックしますか?
Secure Boot、LUKSディスク暗号化、LSM(AppArmor/SELinux)、自動セキュリティ更新、SSH/Sudo設定、sysctlカーネル堅牢化、外部公開ポート、ブラウザSafe Browsing、ARP固定、DNS脅威保護など、Linuxシステムがセキュアに保たれているかを20項目で多角的にチェックしスコア化します。
Q17. 診断結果はどのように確認できますか?
GTK GUIダッシュボードのほか、ターミナルから roamswitch status コマンドを実行することで、テキスト形式(CUI)でいつでも最新の診断結果とセキュリティスコアを確認できます。
Q18. 同梱されている「MCP(Model Context Protocol)サーバー」とは何ですか?
ChatGPTやClaude、Cursor、AntigravityなどのAIエージェントが、ローカルのLinux端末のセキュリティ状態やRoamSwitchの診断結果を直接読み取るための安全な標準インターフェース(roamswitch-mcp)です。
Q19. AI(MCP)と連携させることで、どのような運用が可能になりますか?
AIに「現在のシステムのセキュリティスコアは?」「問題のある設定や外部公開ポートはある?」と自然言語で尋ねるだけで、AIがRoamSwitchのローカル診断データを解析し、分かりやすい監査レポートや具体的な改善手順を自動で提示してくれます。
Q20. MCP機能を使うことで、AIにシステム設定を勝手に書き換えられるリスクはありませんか?
ありません。同梱されているMCPサーバーは「完全な読み取り専用(完全ローカルのstdio通信)」で動作するように設計されています。そのため、プロンプトインジェクション等によってAIが誤った指示を出したとしても、外部からファイアウォールを変更されたりシステム設定を書き換えられたりするリスクはありません。
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